
カレンダーや手帳をめくっていると「陰遁はじめ」や「陽遁はじめ」という、見慣れない言葉に遭遇することがありませんか?
これは私たちの運氣の流れを司る九星氣学(きゅうせいきがく)において、とても重要な節目を示す日なのです。
一年の運氣の波を乗りこなすためにこの2つの「はじめ」が持つ意味と、私たちの行動にどう活かせるかをサクッと解説します。
「陰遁はじめ」「陽遁はじめ」とは?(超基本)
これらの言葉が示すのは1年の運氣の流れが切り替わる「折り返し地点」です。
季節の節目である「夏至」と「冬至」のエネルギーをベースに、日々の運勢を決める九星(きゅうせい)の巡り方を切り替えるために設定された特別な日です。

簡単に言えば、この日を境に「日の運勢の計算方法」がガラッと変わると考えてよいかと思います。
陰遁(いんとん)はじめ:完成と準備の期間
陰遁は自然界のエネルギーが完成に向かう時期を示します。
「陰遁はじめ」はいつ?
毎年夏至(げし)に最も近い「甲子(きのえね)」の日。
期間と傾向
夏至から冬至までの「陰の氣」が増していく期間(日が短くなる時期)です。
自然界では実を結び、葉が落ちていくように、エネルギーが衰微(完成)に向かいます。
(衰微とは勢いが衰えて弱くなること。)
✨ この時期に最適な行動
今まで取り組んできたことを完成させる、結果を出すことに集中しましょう。
また、次に向けた見直しや準備など、内面を整える活動に適しています。
キーワード:完了、収穫、内省、準備
陽遁(ようとん)はじめ:種まきと成長の期間
陽遁は自然界のエネルギーが活発に伸びていく時期を示します。
「陽遁はじめ」はいつ?
毎年、冬至(とうじ)に最も近い「甲子(きのえね)」の日。
期間と傾向
冬至から夏至までの「陽の氣」が増していく期間(日が長くなる時期)です。
自然界では種から芽が出て、ぐんぐん成長していくように、エネルギーが伸長(成長)に向かいます。
✨ この時期に最適な行動
新しいことへのチャレンジ、計画のスタート、種まき(準備の実行)など、積極的・活動的に動くことが推奨されます。
何かを始めたいなら、この陽遁の期間が最適です。
キーワード:スタート、成長、挑戦、実行
なぜ夏至・冬至と日がずれるの?
多くの方が「エネルギーが変わるなら、夏至や冬至の当日からじゃないの?」という疑問を持たれます。
これは、暦の計算の複雑さに関係しています。
夏至・冬至は「季節の区切り」ですが、「陰遁/陽遁はじめ」はその日に最も近い「甲子(きのえね)の日」が選ばれます。
これは九星氣学が「日の吉凶」を正確に判断するために、
「二十四節氣(季節)」と「干支(カレンダーの記号)」を組み合わせるルールになっているためです。
この干支の組み合わせがあることで、九星の配列が陰陽で完全に反転するのです。
運氣を味方につけるヒント
「陰遁はじめ」「陽遁はじめ」は、単なる暦の用語ではありません。
カレンダーに
「陰遁はじめ」が記載されていたら、「ここから完成・見直しの時期だな」
「陽遁はじめ」が記載されていたら、「さあ、新しいことに挑戦する時期だ!」
と意識を変えるだけで、運氣の波に合わせた行動を意識していくことが出来ます。

日々の目標設定や行動計画のヒントとして活用して、運氣を味方につけていってください。

