【二十四節氣】処暑(しょしょ)

二十四節氣

この記事はアメブロ『意識低い系魔女のくらしの手帖』の記事を加筆修正したものです。

【二十四節氣】処暑


陽氣とどまりて 初めて退きやまんとすれば也

暦便覧

暑さも少しづつ暑さも和らぎ、涼しくなり始めるという意味。
移りゆく季節を感じながら無常を学び体感する時期です。

処暑 七十二候

初候 綿柎開 (わたのはなしべ ひらく)
次候 天地始粛(てんち はじめて さむし)
末候 禾乃登(こくもの すなわち みのる)

ならわしと生活。

二百十日(にひゃくとおか)

立春から210日目にあたる日で、新暦で9月1日頃。
台風の被害を受けることが多く、一年の中でも天候があれることが多いとされ農業を営むお家では三大厄日と言われています。
岐阜県の風神神社(かざかみじんじゃ)は風の難を防ぐ神さまと知られる神社で、二百十日の前日は、普段閉じられている風穴の扉を開けて台風を予測する神事が行われているとか。
また、鎌が風の力を衰えさせると信じられてきたことから、屋根の上や軒先、竹竿の先に鎌を付けたり立てたりする風習がある地域もあるとのこと。

防災の日 9月1日

9月1日は、大正2年9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定された防災の日でもあります。この日は犠牲者の慰霊と共に災害に備えて避難訓練をしたり、防災用具の点検を促す日とされています。


処暑の生活

急に涼しくなり出すことで風邪をひいたり、台風などの氣圧の変化に影響を受けて体調を崩しやすくなる時期です。
また、秋は金の氣(肺金)の季節なので、肺や呼吸器の疾患に注意が必要な時期とも言われています。普段から深呼吸や穏やかな呼吸を心がけて、綺麗な空氣を體に行きわたらせるのを意識するようにしていきたい時でもあります。

キリヱ
キリヱ

『出来る限り』自然界のリズムに調和した生活を意識するのがポイント。

師匠
師匠

食事は味噌や醤油などの昔からある自然な食材や素材本来の味を楽しむことを特に意識してみると良い時期とされています。

氣の巡りを良くして胃腸の力を高めると言われている大根は胃腸の不快感や不調の時に。
銀杏は肺に潤いを与えて呼吸器の働きを高めることで、咳や痰のある症状の改善に良いと言われています。ただし、摂りすぎると中毒を起こすことがあるため食べ過ぎには注意が必要です。

師匠
師匠

旬の食材を取り入れることで、暴風ともなり得る風のエネルギーに飛ばされないようしっかりとグラウンディングすることも、この時期の運氣を呼び込むポイントです。

キリヱ
キリヱ

この時期の旬の食材はなんでっしゃろ。

師匠
師匠

枝豆・冬瓜・オクラ・生姜・トウモロコシ・トマト
みょうが・すだち・かんぱち・タコを使うことが多いかな?(我が家では)

キリヱ
キリヱ

まだまだ夏感があるモノが多いね。

師匠
師匠

まあ、まだ昼間は暑いし、どっちかというと体感的には夏だからね。


キリヱ
キリヱ

秋の氣配がすると同時にセンチメンタルというか郷愁と言うか…
メンタル的にも弱りやすくなってくるので、
グラウンディングをしつつ下位のチャクラを整えてしっかりと立って進みたいです。
(個人的に下位チャクラが常時滞りがちなので)