この記事はアメブロ『意識低い系魔女の手帖』内記事『ざっくりライオンゲートについて調べてみた』を加筆修正したものです。
夏休みが始まり、8月も間近となるこの時期になると『ライオンズゲート』なる単語を目にすることが増えてきます。
で、結局よく聞くけど、ライオンズゲートって何?
とアネに尋ねられたものの、
スピリチュアル・ニューエイジ界隈での用語に随分と慣れてきたとは言え、
ざっくりと聞いたことはあっても、「ズバリ!これでしょう!」と答えることができる用語はまだまだです。
ということで、Google先生に尋ねつつ、まとめてみました。
ライオンズゲートとは
ライオンズゲート(Lion’s Gate Portal)は、宇宙と地球を繋ぐ扉が開放される期間のことを指し、高次の宇宙(グレートセントラルサン)のエネルギーが地球に降り注ぐことによって次元上昇や意識の覚醒をもたらすとのこと。宇宙と地球を繋ぐ扉が開放される期間
グレートセントラルサンとはざっくりいうと、
物質的な太陽ではなく、周波数や振動によって認識される宇宙の中心に存在する太陽で
あらゆる創造をもたらす根源のエネルギー。だそうです。
このあらゆる創造をもたらす根源のエネルギーを自分の周り(三次元の世界のエネルギー)に変換させていつでもグレートセントラルサンとつなぐツールがフラーレンだそうです。
この宇宙と地球を繋ぐ扉が開放される期間は毎年7月26日から8月12日頃と言われていて、
8月8日にそのゲートが最大に開くとのこと。
・地球とオリオンベルト(オリオン座と呼ばれて浮かべる三つの連なった星たち)とシリウスの三つの天体が一直線に並ぶとき
・恒星シリウスが太陽と共に上るヘリアカルライジング(heliacal rising)のとき
がそのゲートが開くと言われています。
その時獅子座の頂点に太陽が位置することから『ライオンズゲート』と呼ばれます。
【追記】
太陽が特定の星座15度(この場合は獅子座)に到達する時とのこと。
各星座は30度づつ振り分けられているので頂点は15度。
恒星シリウス
この三つの天体の一つ恒星シリウスが神格化されると、
古代エジプトの豊穣の女神『ソプデト』神や『瀬織津媛』だと言われます。
シリウスはおおいぬ座で最も明るい恒星で、古代エジプト以外にも重要な星として位置づけられているようです。
瀬織津媛は大祓詞に登場する全ての罪穢れを海へ流してくれるという水の神さまです。
ちょいちょいとスピリチュアルなブログを読んでると耳にする神さまだよね。
瀬織津媛は
・天照大神の荒魂である
・龍神さまである
・弁財天や菊理媛である
・瀬織津媛が三柱に分かれて宗像三神(多紀理毘売命・市寸島比売・多岐都比売命)
・大山祇神と同一神で、大山祇神の娘の木花咲耶姫命と磐長姫命は瀬織津媛の二面性を表している
などなど、瀬織津媛にまつわる説が山盛り出てくる謎に包まれた神さまなのですが、
ここでは一旦シリウスが神格化すると瀬織津媛。とサラッと流してくださいね。
ソプデト神は古代エジプトの豊穣の女神です。
古代エジプトにおけるシリウス信仰というのは紀元前3100年頃~紀元前2890年頃の第一王朝でも確認されるくらい古いものだそうです。
シリウスが地平線に沈み見えなくなった70日後、太陽が昇る直前に東の地平線上にシリウスが再び現れる時期になるとナイル川は年に一度の洪水を起こすことから、
洪水の時期を知らせる星=古代エジプトに水の恵みをもたらす。として
肥沃の女神としても信仰されました。
ヘリアカルライジングの朝、女神イシスの神殿では太陽(太陽神ラー)とシリウス(ソプデト神)の光が地平線上でまじりあいながら神殿内に射し込んだそうです。
ライオンズゲートが最大に開かれる日は8月8日。
数秘術的に『8』という数字は、
自分の中で追求し続けた『7』のクリエイティブなエネルギーを『現実』としてカタチにして
完成の『9』に繋げて行く数字で、『4』と並んで『現実』的な要素が強い数字。
またウェイト版タロットカードの8は『力』
このカードに描かれている女性はパメラ・コールマン・スミス女史の描いたタロットカード以外のカードでも慈愛に満ちた穏やかな表情を浮かべていることが多く、
このことから『力』とは戦闘で勝つことで得るものではなく、
『愛』を知り受容することが出来ること、
内面的にも肉体的にも強さのバランスが取れている状態を『真の力』を持っているということ。
その『力』を持つことで高次の世界の周波数に同調できる。
イコール
次元上昇や意識の覚醒(アセンション)に繋がる。
そのエネルギーが最も感じることが出来るのが8月8日を最大とするライオンズゲートが開く期間。
ということなのかもしれない。
自分で言っておきながら胡散臭いとは思うんですけどねw
自分で言うてたら世話ないわ。
最大に開かれる日は8月8日なのか。【追記分】
改めて調べてみると、数年前よりも8月8日であると言っているところは少なくなったように感じました。
春分秋分もその年によって日付が変わりますし、
ライオンズゲートについても浸透してきたことで、
「なんでそうなのか」というところまで知りたい風潮が出てきているのでしょうか。
そうであればとても助かります。
さて、ライオンズゲートが最大に開くのは太陽が特定の星座15度(この場合は獅子座)に到達する時とのこと。
(『特定の』と書いているのは後述します。)
ライオンズゲートは獅子座15度に当たるので、ホロスコープで確認することにしました。
(もっと良い方法があるのかもしれませんが)
ホロスコープは
『メトロポリタン占星学研究館』さまのホロスコープ作成システムを使用しました。
2024年は8月7日9:30に獅子座15度
2023年は8月8日3:30に獅子座15度
2025年は8月7日15:00
今年2024年を挟んで3年分のみですが、2026年は8月7日、2027年は8月8日でしたので、
だいたい8月7日から8日が当たるようです。
ライオンズゲートと四立
と、前に調べた記事(アメブロに飛びます)で言うていました。
さらに検索して分かったことを追記していきたいと思います。
4つのゲート
改めて調べてみて分かったことのハイライトは
『高次のエネルギー(宇宙のエネルギー)』が地球に降り注ぐというライオンズゲートと並ぶゲートが他にもあるらしい。
その他のゲートというのは、
水瓶座15度のエンジェルズゲート(Angel’s Gate)が毎年2月4日頃
牡牛座15度のブルズゲート(Bull’s Gate)が毎年5月6日頃
蠍座15度のイーグルズゲート(Eagle’s Gate)が毎年11月7日頃
にピークを迎えるそうです。
この4つのゲートに関する概念というのは、
現在のスピリチュアルブームに影響を与えたと言われる作家・音楽家であり占星術師のディーン・ルディア氏が提唱したそうです。
ルディア氏は東洋哲学やユング心理学をはじめ様々な知識を統合して占星学的視点から解釈を新たにもたらした人物だそうです。
2月4日・5月6日・8月8日・11月7日頃、そして4という数字を聞いてピンと来た方もいらっしゃるかもしれません。
そう、日本にもあるのです。
(毎年)2月4日頃の立春・5月6日頃の立夏・8月7日頃の立秋・11月7日頃の立冬。
これらを合わせて『四立(しりゅう)』と言います。
水瓶座、牡牛座、獅子座、蠍座は占星術の三区分で言うと不動宮にあたり、
太陽が不動宮にあるとその季節のエネルギーがピークになるとのこと。
そして四立は暦の上での季節のはじまりの日にあたります。
土用でじんわりと移行しているとはいえエネルギーが変わる時。
『エネルギーがピーク』と四立の『エネルギーの転換』のこじつけを上手いこと言おうとしたけど無理やった…
四季のエネルギーのピークってどっちかというと二至二分(春分・秋分・夏至・冬至)だから
(個人的な意見です)
諦めるの早っ!
まあ、この辺りの説明はどっかの詳しい人にお願いしてw
けど、四立と4つのゲートの期間が重なるのは面白いなぁと思います。
興味の薄いこと(ライオンズゲートの件)は深追いしないスタイルは平常運転です。
毎年この時期になると「ライオンズゲート」がホットワードとして挙がってくるのか
謎ではあったのですが、このエンジェルズゲート・ブルズゲート・イーグルズゲートの存在が分かったので何だかしっくりきました。
細かい点が腑に落ちるまではもうしばらくかかりそうですが、話を続けます。
占星術の二区分でいうと、
水瓶座と獅子座が男性星座の陽で積極的でアクティブ、意識は外へ向かいやすく、
牡牛座と蠍座は陰の女性星座で受動的で内向的、意識は自分の内へ向かいやすい。
ということは、
水瓶座のエンジェルズゲートと獅子座のライオンズゲートは積極的でアクティブ・意識は外へ向かいやすいエネルギーが、
牡牛座ブルズゲートと蠍座のイーグルズゲートは受動的で内向的・意識が内に向かいやすいエネルギーが強くなるということ。
ゲートの開く期間にやってみると良いこと。
いきなりですが、エンジェル・ブル・ライオン・イーグルに覚えはございませんでしょうか。
ライオンズゲートの期間、アセンションを起こすきっかけとなるエネルギーが降り注ぐ。
と言われていて、その通りいろんなことが動き出す方もいらっしゃると思います。
とは言え「あんまりピンと来ねぇ」な方、
「周りは乗っているのにワタシ全然なんだよね」と実はちょっと焦る。な方に朗報です!
天使・牛・獅子・鷲のシンボルと言えば、
ライダー版タロットの運命の輪と世界に描かれています。
(マルセイユ版はたぶん世界に描かれていたはず)
ものすごく個人的な話ですが、ライダー版の運命の輪に描かれた牛と獅子はゆるくてかわいいと思いますw
タロットとも何らか関連があるとすれば、この期間のアクションを導きやすいのでは?と思ったわけです。
エンジェルズゲート(Angel’s Gate)2月4日頃
エンジェルズゲートは水瓶座。
水瓶座は陽の性質のうち四大元素は風に対応します。
風に対応するタロットカードはソードにあたり、水瓶座そのものは星にあたります。
そして、星座のキーワードは『I know』
それらをひっくるめると、エンジェルズゲートの時は
「好奇心に従い、新たに知的な活動をする」
ヒント:
「自分の思考はどこに向いているのか、どこに行こうとしているのか」
自己責任で自分自身の心に従い、行動する。
自立とはなにか、自分自身の持つ能力を知りそれを活かしていくこと。
ブルズゲート(Bull’s Gate)5月6日頃
ブルズゲートの牡牛座は、陰の性質を持ち四大元素で言うと地の星座。
地に対応するタロットカードのスートはペンタクル。大アルカナは教皇です。
星座言葉は『I have』
ブルズゲートの時は五感を使って経験する。=自己研鑽
牡牛座の特徴として感覚が鋭くなる時期で、計画的で慎重になる時期。
自分と向き合うことが大切な時期。
ヒント:
「自分は何に価値を置いているのか。夢中になるものは何?」
ライオンズゲート(Lion’s Gate)8月8日頃
ライオンズゲートの獅子座は陽の性質を持ち、四大元素は火にあたります。
対応するタロットカードのスートはワンド、大アルカナは力(ライダー版)
星座のキーワードは『I will』
ライオンズゲートの時は、
活動的に上を目指す。(ただし、エネルギーのコントロールが必要)
自己表現や創造がテーマとなる時期。
ヒント:
「自分の欲求は何なのか。誰が今の状況をコントロールしているのか」
イーグルズゲート(Eagle’s Gate)11月7日頃
イーグルズゲートは蠍座で陰の性質を持ち、四大元素は水にあたります。
対応するタロットカードのスートはカップ、大アルカナは死。
星座のキーワードは『I desire』
イーグルズゲートの時は
断捨離・刷新
再生と破壊の時期。自己変容の機会。
ヒント:
「私は何を感じているか。自分の感情を正しく表現しているか」
おまけ。ライオンズゲートが開いている間
このの期間、動悸や耳鳴り、めまい、身体のダルさ、ひたすら眠い、頭痛や吐き氣、感情が不安定になるといった症状や、直感が冴えたり行動力が普段より上がる。と言った状態になりやすいと言われます。
これは天体や宇宙のエネルギーの影響を受けて、地球の周波数が変わるから、それに適応させようとするためなんですって。
知らんけどw
こう言う症状が現れた時は特に心・身体・魂、総じて自分自身のケアをいつも以上に意識することが大切。
水分を摂取するときはコーヒーやジュースなどの嗜好品的なものよりもお水を飲んだり、負のエネルギーを落とす浄化の意味あいの入浴、高次元のエネルギーとつながりやすい時期であることから瞑想をする。
と言ったことを意識すると良いとか。
『8』のエネルギーを象徴するこの時期は、強いエネルギーを受ける反動で、自身が氣が付かなかった事柄や見ないふりをしていたことが表面化することもあるそうです。
『8』はカルマを表すと言われている数字。
カルマとは『行動』なので、自らの行動を見つめ直すタイミングでもあるのではないかと思います。
「ライオンズゲートって何ぞや」を調べてみました。
ライオンズゲートだけでなく、エンジェルズゲート・ブルズゲート・イーグルズゲートのエネルギーも上手に使って楽しく過ごしましょう。というきっかけとしてピッタリなのね。という感想です。
まあね、「信じるも信じないもあなた次第です」な話ですけどねw
それ、あなたが言うの!?
自分にしっくりくるものを上手に取り入れていけば良いし、
これじゃないと思えば「こんなのあるのね」くらいで良いかと思います。
極論ではありますが、こういったものは自分自身が『より良く幸せに』暮らすためのものだと思っているので、それらに振り回されてしまうのは本末転倒です。
ご利用は計画的に。的な感じで良いのではないでしょうか。
タロットジャーナルの記事として、『ライオンズゲートによせての展開法』をPOSTしています。
ご興味のある方かぜひご覧ください。