どの種類のタロットを使うのか
数多くのタロットデッキが出回っています。
それぞれに特徴がありますが、一番は自分が好きだと思うデッキを使うことです。
潜在意識を探り、観察する目的で使うならば、
ウェイト版などのすべてのカードが絵札となっているものが使いやすいかもしれません。
タロットデッキの種類
マルセイユ版タロット
16世紀から18世紀頃、ヨーロッパで大量生産されていたカード。
木版画調のラフな絵柄が特徴的。
数札は現在のトランプのような各スートが描かれている。
カモワン・タロットは、フィリップ・カモワンがマルセイユ・タロットを本来の姿に復元する目的でアレハンドロ・ホドロフスキーの協力を得て、1997年に完成させたタロット・カード。
ウェイト版タロット
1909年ロンドンのライダー社から発売。
アーサー・エドワード・ウェイトが黄金の夜明け団の教義に基づいて作成。
絵を描いたのはパメラ・コールマン・スミス。
小アルカナを含めすべてのカードが絵札で表されている。
旧来のタロット(マルセイユ版)は8正義・11力なのに対し、
ウェイト版は黄金の夜明け団の占星学的解釈に基づいて
8力・11正義という配列。
その他のデッキ
トート・タロット
英国のオカルティストであるアレイスタークロウリ―によるデッキ。
黄金の夜明け団の教義に基づいているものの、アレイスタークロウリー独自の解釈が加えられている。
「正義」「運命の輪」「力」「節制」「審判」「世界」の名称が従来のタロットデッキの名称とは異なるものが付けられている。
コートカードも同様に独自の名称が付けられている。
OSHO ZENタロット
インドの神秘家OSHOの講和をコンセプトに作られたデッキ。
ボイジャータロット
ジェームス・ワンレスによって作られたデッキ。
ウェイト版やトートタロットの影響を受けていると言われている。
従来のカードのようにイラストではなく、フォトコラージュという形で絵札が描かれていたり、
小アルカナにも名称が付けられているのも特徴。