【二十四節氣】立冬

二十四節氣

【二十四節氣】立冬(りっとう)

冬の氣立ち初めて いよいよ冷ゆれば也

暦便覧
キリエ
キリエ

この日から立春の前日までが暦の上での冬となります。

「陽が短くなり、冬の氣配が高まってくる」という意味。

七十二候

初侯 山茶始開(つばき はじめて ひらく)
次候 地始凍(ち はじめて こおる)
末候 金盞香(きんせんか さく)

ならわしと生活

七五三 11月15日

男の子3歳5歳、女の子3歳7歳の時に産土の神さまの元に成長を感謝し、これからの幸福と健康を祈るお祝い。

『数え』で七五三の歳にお参りすると教わりましたが、
最近では『満年齢』でお参りするご家庭も多いそうです。

亥の子

亥の月、亥の日、亥の刻(午前9時から11時)に亥の子餅をいただき、その年の収穫を祝う行事です。
元々は子だくさんの猪にあやかって子孫繁栄を願った行事で、主に西日本で行われます。

この時期の生活

出雲大社に全国から神さまが集まる時期で、神迎え・神在祭・神送りなどの多くの神事が執り行われます。


「秋が冬を生む」と考えられていて、冬に病があらわれるのは秋の養生が不足していたからと言われています。
立冬に入ったばかりの今の段階であれば、秋の養生も生活の中に取り入れることで冬場を健康に快適に過ごすことができます。
冬は老化に関係する季節で、ゆっくり休むこと、疲れを溜め込まないよう注意。

少しのお昼寝も良いんだって。

滋養強壮の食材を摂って、休息をすることで体力の温存を心掛けて良し。
冬場は特に早寝早起きの太陽のリズムに合わせた生活を意識するのも、健康に過ごすポイントです。

冬は腎水に属していて、早いうちから首、手首、足首を温めて冷え対策を。
手浴、足浴も良いですね。

足浴というと、足首辺りまでをお湯に浸けるイメージだったのですが、
足首といわずふくらはぎ辺りまでしっかりと浸かると更に良いんだとか。


年賀はがきを販売しているのを見かけるようになりました。
もう年の瀬一直線ですね。

冬は『貯蔵、蓄える』時期です。
特に11月中は『何かを吸収したり、蓄える』ことに適した時期とのこと。
冬本番に健やかに過ごすためにも、今のうちから身体を温めて、無理をしないことを心がけていきたいです。