二十四節氣

二十四節氣

二十四節氣と七十二候
ライオンズゲートと四立

立春 春の氣たつを以て也
雨水 陽氣地上に発し、雨水となれば也
啓蟄 陽氣地中にうごき、ちぢまる虫、穴開き出れば也
春分 日天の中を以て昼夜等分の時也
清明 万物発して清浄明潔なれば此芽は何の草としるる也
穀雨 春雨降りて百穀を生化すれば也

立夏 夏の立つがゆへ也
小満 万物盈満すれば草木枝葉繁る
芒種 芒ある穀類稼種する時なれば也
夏至 陽熱至極し、又、日の長さの至りなるを以て也
小暑 大暑来れる前なれば也
大暑 暑氣至りつまりたるゆえんなれば也

立秋 初めて秋の氣立つがゆへなれば也
処暑 陽氣とどまりて、初めて退きやまんとすれば也
白露 陰氣ようやく重なりて梅雨こごりて白色となれば也
秋分 陰陽の中分となれば也
寒露 陰寒の氣に合って、露むすび凝らんとすれば也
霜降 露が陰氣に結ばれて、露となりて降るゆへ也

立冬 冬の氣立ち初めていよいよ冷ゆれば也
小雪 冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也
大雪 雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
冬至 日南の限りを行て日の短きの至りなれば也
小寒 冬至より一陽起るが故に陰氣に逆らう故益々冷る也
大寒 冷ゆることの至りて甚だしきなれば也

略歴

令和5年略歴
令和4年略歴

二十四節氣

【二十四節氣】小寒

【二十四節氣】小寒(しょうかん) 冬至より一陽起るが故に陰氣に逆らう故益々冷る也 こよみ便覧 この日より『寒の入り』冬至を過ぎ、寒さは益々厳しくなります。 太陽黄経が285度に達した時で、旧暦師走丑の月の正節です。新暦の1月5~6日頃に迎え...
二十四節氣

【二十四節氣】大雪(たいせつ)

【二十四節氣】大雪 雪いよいよ降り重ねる折からなれば也 キリヱ 『雪が激しく降り始める頃』という意味です。 暦便覧 太陽黄経255度の時。旧暦十一月子の月の正節。新暦12月7日頃。 朝夕に池や川で氷が見られるようになり、大地の霜柱を踏むよう...
二十四節氣

【二十四節氣】小雪(しょうせつ)

/ 二十四節氣 小雪 冷ゆるが故に、雨も雪となりてくだるがゆへ也(暦便覧) キリヱ 雨が雪に変わる時期で、本格的な冬が始まります。 暦便覧 太陽黄経240度、旧暦10月亥の月の中氣です。 七十二候 初侯 虹蔵不見(にじ かくれて みえず)次...
二十四節氣

【二十四節氣】立冬

【二十四節氣】立冬(りっとう) 冬の氣立ち初めて いよいよ冷ゆれば也 暦便覧 キリエ この日から立春の前日までが暦の上での冬となります。 「陽が短くなり、冬の氣配が高まってくる」という意味。 七十二候 初侯 山茶始開(つばき はじめて ひら...
二十四節氣

【二十四節氣】霜降

【二十四節氣】霜降(そうこう) 露が陰氣に結ばれて 霜となりて降るゆへ也 暦便覧 草木を湿らせる露が霜へと変わる頃で秋がぐっと深まります。 霜降 七十二候 初侯 霜始降 しも はじめて ふる次候 霎時施 こさめ ときどき ふる末候 楓蔦黄 ...
Ritual-儀式

【二十四節氣】穀雨

穀雨 春雨降りて百穀を生化(しょうか)すれば也あらゆる穀物(百穀)を潤す雨が降る頃 暦便覧 太陽黄経30度、旧暦三月辰の月の中氣。新暦4月20日頃。 春の雨が穀類を潤し、農作物が成長していきます。春の季節の最後の節氣で、春の土用の期間でもあ...
二十四節氣

【二十四節氣】清明

清明 万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也全てが明るく清らかで生き生きと輝く頃。 暦便覧 春分後15日、太陽黄経15度の時。 清明は『清浄明潔(せいじょうめいけつ)の略であると言われます。太陽が万物を江良氏、天地全てのものが清く...
二十四節氣

【二十四節氣】春分

春分 日(ひ)天の中を行て昼夜等分の時也-太陽が真ん中を通って、昼夜の長さがほぼ同じ頃- 暦便覧 太陽の中心が春分点に来た太陽黄経0度の時。旧暦二月卯の月の中氣。二至二分(夏至・冬至・春分・秋分)の一つ。現行のグレゴリオ暦(太陽暦)の起因と...
二十四節氣

【二十四節氣】啓蟄(けいちつ)

【二十四節氣】啓蟄(けいちつ) 陽氣 地中に動き、ちぢまる虫、穴開き出れば也春の陽氣が増して、冬ごもりしていた地中の虫も外へ出てくる頃。 暦便覧 キリヱ 「啓」はひらく、「蟄」は冬ごもりの虫を指します。 太陽黄経345度の時で、旧二月卯の月...
二十四節氣

【二十四節氣】雨水(うすい)

【二十四節氣】雨水(うすい) 陽氣地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧) 気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる 国立天文台こよみ用語解説 キリヱ 雨水の水は「命の根源」とされ、 雨水の日に雛人形を飾ると良縁に恵まれる...