【二十四節氣】霜降

二十四節氣

【二十四節氣】霜降(そうこう)


露が陰氣に結ばれて 霜となりて降るゆへ也

暦便覧

草木を湿らせる露が霜へと変わる頃で秋がぐっと深まります。

霜降 七十二候

初侯 霜始降 しも はじめて ふる
次候 霎時施 こさめ ときどき ふる
末候 楓蔦黄 もみじ つた きばむ

ならわしと生活

本格的に寒くなり始めるので、そろそろ庭木の寒さ対策を始めると良いとのことです。

アネ
アネ

特にレモングラスやゼラニウムといった寒さに弱いコ達は鉢上げをして休ませてあげると良いです。

センチメンタルになりやすい秋のこの時期はどうしても思い悩みやすくなります。
自分自身がどうあれば幸せなのか、どうありたいのかを問いかけつつ、自分の出す周波数を整えるのが大事。
お風呂にゆっくり浸かったり、足湯したり…身体を温めてエネルギーの循環を促すのも有効な方法のひとつ。
霜降の期間のならわしとしてメジャーなのは10月31日のハロウィンでしょうか。

サーウィン(Samhain)10月31日

キリヱ
キリヱ

ハロウィンはサーウィンとも呼ばれていて、魔女の祝祭(サバト)のひとつです。

ただコスプレしたりお菓子を貰う日じゃないよ!
ちゃんと意味があるのよ。

元々は古代ケルトの祝祭であるサーウィンは第3の収穫祭。
第1の収穫祭は8月1日のルーナサのサバト、第2の収穫祭はメイボン(秋分)のサバトです。
古代ケルトでは10月31日が大晦日にあたり、新年を迎える為に一晩中篝火をたいていたそうです。

冥界に入った男神と闇の女神が結ばれて、この日霊との交流を許す日。
そのためサーウィンは「死者の日」とも呼ばれ、
人間の世界と霊界とを隔てるものが薄くなるのでお互いの世界を行き来しやすくなると言われています。

初めて聞いたとき、日本でいうところの盆と正月がいっぺんにやってくるような日だと理解しました。笑

初めて参加したサーウィンのお祭りで
縁がある人々と収穫を祝い、こうやって集うことができたことを神々やご先祖さんたちに感謝する日と教わりました。

そこではまず、亡くなった身近な友だちや家族を想い、これまでの縁に感謝しながら、彼らがより高い次元の世界で過ごすことを祈ることから祝祭がはじまりました。

またサーウィンは浄化や手放しに向いているとも。

ハロウィンと言えば、FAUNのHalloween♪

食生活

急に冷えるようになるため、風邪をひきやすいこの時期。
特に手首足首の冷えが体調不良に繋がりやすいとのこと。

おねぎや生姜、唐辛子などの発汗、発散を促すものや、ビタミンCなどの免疫力を上げると言われるものを意識して取るようにしたり、やってくる冬に向けて、エネルギーの循環を促しつつ効率良くエネルギーを取り入れられるものを。

じゃがいもやさつまいも、カボチャが良いんだって。